Unity4.6・uGUIに対応した宴2.0リリース!
投稿日:2014年12月2日 | 最終更新日:2014年12月2日
目次
Unity4.6に対応した「宴2.0」をリリースしました。
UIは全てuGUIを使用するようしました
新機能
uGUIに完全対応
・uGUIの採用により、16:9画面などにも対応しやすくなりました
・uGUI:メッセージウィンドウ、バックログのテキスト表示を独自拡張し、日本語禁則処理を可能に。(将来的なルビ、傍点、絵文字への対応も可能に)
・uGUI:ギャラリーモード・セーブロード画面のレイアウトを変更
・uGUI:各画面にBGMを簡単に設定できるように
・uGUI:その他、独自拡張クラスを作成・・・レターボックス機能、リストビュー、グリッドページ、カルーセルページ送り機能、インデックスつきトグルグループ(ラジオボタン)、ボタンSE、テキストローカライズ、タッチ入力(レイキャスト)の無視、子オブジェクトの自動整列、子オブジェクトの自動整列にをスケールエフェクトを追加(MacのDocアイコンのような効果を想定)
リソースインポートを自動化!
今まで手動だったキャラ画像やボイスサウンドのインポート設定を、全て自動化。
ユーザ独自のカスタムコマンドを作成可能に!
3Dキャラ表示や、Live2dなどへの対応を想定していします。詳細はこちら。
新規プロジェクト作成時に、プレハブやテクスチャもテンプレートをクローンして作成可能に。
「Utage」フォルダ内にあるプレハブやテクスチャを更新してしまい、宴バージョンアップ時の衝突が起きていたのを回避できるようになりました。これに伴い、UI用のテクスチャやプレハブを直感的に直接変更できるようになり、UIの差し替えが楽になりました。
その他
・改行コードに起因するWarningを全て削除。(.csファイルの改行コードを全て統一するエディタツールを作成)
・Tool>Utage>About Utage… または、ゲーム内のデバッグメニュー上からバージョン番号を確認可能に
注意点
宴1.0系との互換性
・過去のプロジェクトからアップデートする場合、必ずバックアップをとってからアップデートをお願いします。
・既にあるプロジェクトに宴2.0をインポートする場合は、「Utage」フォルダを一度全て削除してから、宴2.0をインポートしてください。
・宴1.0で作成したプロジェクトも動作は可能ですが、uGUI対応のシーンに自動変換はされません。
・宴1.0系のUIスクリプト(ButtonやSlider)などのクラス名が変更されています。旧UIスクリプトは Assets\Utage\Legacy\Scripts\GameLib\UI に新しい名前でありますので、独自スクリプトから旧UI系クラスを参照している場合は、リファクタリングをお願いします。
・旧UIスクリプトは将来的に廃止しますので、なるべくuGUIに移行してください。
・シナリオファイル(エクセルファイル)はそのまま使えますので、旧プロジェクトから移行する場合は、シナリオファイルとリソースのみ移行し、宴プロジェクトやシーンは新たに新規作成するのを推奨します。
その他注意事項
・ソースコードのコメント等が全く未整備です。「何言ってるんだこのコメント・・・」「これ、別クラスのコピペじゃん・・・」というのもたくさんあります。後々整理しますので、今はスルーして下さい。
・uGUIの使い方がわからない!という方も多いと思います。ちょっと先になってしまいますが、その辺もフォローしていく予定。続報をお待ちください。
2014年12月2日