チュートリアル~クイズゲームを作る~


投稿日:2015年12月15日 | 最終更新日:2017年3月31日

宴を使った簡単なクイズゲームの作り方を説明します。
チュートリアルの手順とほぼ同じです。

今回使うテクスチャやボイスのデータは以下のリンク先にあります。使用に関しての許諾はUnityちゃんライセンスに準拠します。

UnityちゃんのリソースをDL

このアセットは『ユニティちゃんライセンス』で提供されています。このアセットをご利用される場合は、『キャラクター利用のガイドライン』も併せてご確認ください。
ユニティちゃんライセンス

目次

Unityプロジェクトの作成

Unityの新規プロジェクトを作成


プロジェクトウィンドウの表示設定

宴をインポートする前に、プロジェクトウィンドウの表示設定方法をお伝えします。

プロジェクトウィンドウの右端をクリックして、「One Column Layout」を選択すると、フォルダとファイルを両方同時に表示するようになります。
本ドキュメントではこちらの設定の画面をご紹介しますが、表示方法の問題だけなのでどちらの設定を使っても構いません。

宴のインポート

宴をインポートします

AssetStoreから宴を購入。 https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/15905

宴のプロジェクト作成

まず最初に、「宴」用のプロジェクトを作成します。

###プロジェクトの新規作成

UnityのトップメニューからTools>Utage>New Projectを開きます。

注*宴の初回インポート直後は、Toolsが表示されない場合があります。コンパイルの終了を待った後、メニューバーのどこかを一度クリックすると表示されるようになります。

プロジェクト名(今回はQuiz)と画面サイズを設定して、Createを押します

プロジェクトの構成の説明

Createすると、Project内に入力したプロジェクト名のフォルダが作成され
その下にシナリオファイルやリソースデータフォルダなどが作られます。

作成したシーンを動かす

新たに作成したシーンが自動的に開かれているので、試しに実行してみましょう。

はじめからを選択

テンプレートのシナリオが開始されます。

シナリオの編集

シナリオ編集用のエクセルを開く

シナリオを編集

Startシートを選択して、テキストを変更してみる

シナリオのインポートと実行確認

実行確認のため、Unityエディタに戻る

インポートの確認

Unityエディタに戻ると自動でインポート(エクセルからUnity用のシナリオファイルを生成)がされる。
(エラーがある場合は、このときにログに出る)

実行確認

Unityエディタをプレイして、実行確認

キャラクターの表示

使いたい画像を用意

Unityへインポート

Unityのドラッグアンドドラッグでインポートします。
宴プロジェクト名/Resources/宴プロジェクト名/Texture/Character 以下に置く。

Characterシートへの登録

Characterシートで、キャラクター名と表情に対応するテクスチャファイルを設定をします。

シナリオにキャラ名を設定

Startシートで、台詞の行のArg1に、キャラクター名を設定します。

Unityエディタをプレイして、実行確認

実行確認してみます。若干表示が大きいようです。

他の表情も確認

シナリオを追加して、他の表情もだしてみます。
Arg2に表情パターンを設定すると、表示を変えられます。

実行確認してると、もう少し上に表示したい感じです。

表示倍率や、テクスチャの中心位置の調整

Characterシートを編集して、画像の表示倍率や、中心位置を調整します。

0.8倍で表示することで画面内に収まるようになった。

中心位置をy=0.3としたことで、若干上に表示されるようになった。

ボイスを鳴らしてみる

使いたいボイスファイルを用意

Unityへインポート

Unityのドラッグアンドドラッグでインポートします。
宴プロジェクト名/Resources/宴プロジェクト名/Sound/Voice 以下に置く。

シナリオにボイスを組み込む

ボイスを鳴らしたい台詞に、ボイスファイル名を設定します。

背景の表示

使いたい画像を用意

Unityへインポート

Unityのドラッグアンドドラッグでインポートします。
宴プロジェクト名/Resources/宴プロジェクト名/Texture/Bg 以下に置く。

Textureシートへの登録

Textureシートで、背景名に対応するテクスチャファイルを設定をします。

シナリオに背景を設定

背景の表示は「Bg」コマンドで行います。

Unityエディタをプレイして、実行確認

実行確認してみます。

選択肢で設問を作る

Selectionコマンドで選択肢を作る

Selectionコマンドを使って、選択肢を表示する。

シナリオラベルとJumpコマンドで分岐を作る

シナリオラベルの設定して、SelectionやJumpコマンドの分岐先を設定する。

フローチャートのイメージ

図で書くとこんな感じ

実行確認

選択肢が表示されることを確認

設問を増やしていく

第一問と同じ要領で、第二問、第三問と増やしていく

パラメーターを使って正解数をカウントする

正解数をカウントします。

Paramシートに正解数用のパラメーターを設定する

正解時に、正解数をカウントしていく

Paramコマンドを使うと、パラメーターを使った演算ができる。

シナリオの最後でパラメーターをテキストに表示する

実機確認