画面全体のフェード処理


投稿日:2015年6月10日 | 最終更新日:2024年5月21日

画面全体を覆う形でのフェードイン、アウト効果です。

サンプル

リファレンス

Command 説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6 WaitType
FadeIn 画面全体をカラーフェードイン フェードカラー
空欄の場合、white
詳細は下記
フェード効果をかけるカメラの名前
空欄の場合
SpriteCamera
Version3から使用可能
ルール画像
空欄の場合通常のフェード
ルール画像を使う際の境界線のフェード値
0.01~1.0
空欄の場合、0.2
フェード秒。空欄の場合0.2
またはキーフレームアニメ名
ウェイトタイプ
FadeOut 画面全体をカラーフェードアウト フェードカラー
空欄の場合、white
詳細は下記
フェード効果をかけるカメラの名前
空欄の場合
SpriteCamera
Version3から使用可能
ルール画像
空欄の場合通常のフェード
ルール画像を使う際の境界線のフェード値
0.01~1.0
空欄の場合、0.2
フェード秒。空欄の場合0.2
またはキーフレームアニメ名
ウェイトタイプ

カラー値

カラー名を直接書く場合は以下のいずれかから選ぶ
「aqua,black,blue,brown,cyan,darkblue,fuchsia,green,grey,lightblue,lime,magenta,maroon,navy,olive,orange,purple,red,silver,teal,white,yellow」

16進表記でカラーコードを細かく指定もできる
例) 16進表記(rrggbbaa) #ff0000ff
例) 16進表記(rrggbb) #ff0000

Unityのリッチテキストのcolor表記と同じ仕様なので、リンク先も参考に
http://docs-jp.unity3d.com/Documentation/Manual/StyledText.html

UIを含めてフェードをかける場合

Arg2に「UICamera」と記述することで、UI用のカメラにフェード効果をかけられます。
カメラをカスタムしている場合も、カメラの名前を指定すれば好きなカメラにフェード効果をかけられます。

ルール画像の指定

フェードコマンドにもルール画像を指定可能です。
ルール画像を使ったフェードと似ていますが、
RuleFadeInなどが「特定のオブジェクト」に対しての効果なのに対し、こちらの場合はカメラにかかる効果です。
・RuleFadeIn、RuleFadeOutはカメラをアップにしていたり画面全体よりも大きな画像を使っている場合に画面外に効果がかかってしまう
・CaputeImageを使う場合は、「まだ画面に表示されていないもの」を扱うことができない。
という問題があったため、その対策として「Fade」コマンドにもルール画像つけられるようにしました。
ルール画像の設定方法は、Adv Effect Manager>ルール画像を参照してください。

ルール画像を使ったサンプイメージ

キーフレームアニメーションの設定

Arg6にキーフレームアニメーション名を設定することで、フェードをキフーレムアニメーションで制御できるようになりました。
使用するキーフレームアニメーションは、Animationシートにあらかじめ設定する必要があります。
通常のフェードの場合は、「Utage.ColorFade.strength」をプロパティ名としたフェード値に、0~1の範囲でタイムラインにキーを設定してください。
ルール画像を設定したフェードの場合は、「Utage.RuleFade.strength」をプロパティ名としたフェード値に、0~1の範囲でタイムラインにキーを設定してください。

サンプル

シナリオのサンプル

Animationシートのキーフレームアニメーションのサンプル

URP対応

UnityプロジェクトをURPにしている場合は、URP対応パッケージを適用しないとフェードコマンドが動作しなくなります。
Arg6でキーフレームが適用できないなど、制限がありますので注意してください。