テキスト表示の詳細


投稿日:2015年6月12日 | 最終更新日:2024年5月13日

以下は、テキスト表示の詳細設定についてです。

宴3までの基本だったLegacyText版のテキスト表示の詳細はこちらを参照してください。

改行について

改行は、シナリオファイルがエクエルだった場合、Textセル内で「Alt+Enter」を入力することで追加できます。また、\nを入力することでも改行可能です。

テキストコンポーネントについて

宴のノベルシナリオ用のテキストの表示オブジェクトは以下にあります。
AdvEngine>MesseageWindowManager>MessageWindow>RootChidren>MessageTexts>MessageText

表示用コンポーネントとして、TextMeshProNovelTextとTextMeshProForGUIがセットになっています。
バックログなどノベル用のテキストを表示する際は同様の構造になっています。

TextMeshProNovelText

宴のシナリオデータを、TextMeshPro用のテキストデータに変換するコンポーネントです。
基本的には初期設定のままで構いません。

プロパティ名 説明
Ruby Prefab ルビ表示用のプレハブ設定です
Remake Large Ruby 大きなルビを表示するときに、ルビオブジェクトを再作成して動作を安定させるためのフラグ
Debug Log Error エラー出力をオンにする
Check Over flow 文字が設定された表示領域を超える場合に、エラーログを出力するかのフラグ

TextMeshProForGUI

Unity公式のテキスト表示用のコンポーネントです。
基本的には、初期値のままで良いですが、以下によく使うであろう設定項目をまとめました。

プロパティ名 説明
Font Size 文字の大きさ
Vertext Color 文字の色
Character 文字間(1文字同士の空白の大きさ)
Line 行間(1行同士の空白の大きさ)

TextMeshProForGUIはUnity公式のコンポーネントなので、その他の詳細はTextMeshProのドキュメントを参照してください。

自動改行・禁則処理について

自動改行・禁則処理についてはTextMeshProの基本機能を利用しています。
基本的にはデフォルト設定のままで構いません。
TextMeshProのプロジェクト設定の「Line Breaking for Asian Languages」で変更可能です。

文字間を無視する特殊な文字について

TextMeshProの基本機能で設定可能です。
設定方法等については、TextMeshProのフォントアセットのGlyph Adjustment TableのOptionsのドキュメントを参照してください。