Adv Render Texture Manager


投稿日:2024年5月21日 | 最終更新日:2024年12月1日

概要

Adv Render Texture Managerでは、テクスチャ描きこみ機能の制御をします。

リファレンス

名前 内容
Offset 下記参照
EnableChangeLayer Trueにするとテクスチャ書き込みを使う場合に、もとのレイヤー設定をテクスチャ書き込み用の描画レイヤーに反映させます。
宴4以降はデフォルトでtrueです。

中間描画用のオブジェクト

テクスチャ描きこみをする際は、「Render Texture Manager」以下にいったんテクスチャに書き込む中間描画用オブジェクトが自動生成されます。

このオブジェクトは、通常描画のカメラに写り込まないようにはるか遠くに配置されます。
Y値に「Offset(デフォルトでは10000)」を設定した位置に配置されるので、カメラに写り込むようでしたらこの値を調整してください。
LayerMaskを使わずに極端な座標値を使っているのは、UnityではLayer設定がプロジェクト設定になっているため、アセット側で動的に追加削除するような扱いがしづらいためです。

 副作用

テクチャ描きこみ対象のオブジェクトに物理演算を使っていると、座標の値が極端に大きいことによる浮動小数点演算の精度の問題で物理演算が荒くなるという副作用が起きる可能性があります。
3Dモデルの服や髪などで「揺れもの」で物理演算を使っている場合は、この問題でガクガク描画されてしまうことがあります。
その場合は、「Offset」の値を100(または―100)などの、より小さい値をカメラに移りこまない範囲で設定してください。