レイヤー操作
投稿日:2016年12月13日 | 最終更新日:2024年5月15日
レイヤーを操作するコマンドを使って、レイヤー全体にTweenアニメーションをかけたり、レイヤー以下のオブジェクトをすべて非表示にすることができます。
レイヤーはレイヤーシートで設定できます。
サンプル
リファレンス
Command | 説明 | Arg1 | Arg2 | Arg3 | Arg4 | Arg5 | Arg6 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
LayerOff | 指定のレイヤー上に表示されているオブジェクトをすべて非表示にする | レイヤー名 | フェード秒空欄の場合、0.2 | ||||
LayerReset | 指定のレイヤーを初期状態にするTweenコマンドなどで変化したレイヤーを元の位置に戻したりするのに使用してください | レイヤー名 または「All」ですべてのレイヤー対象にする |
|||||
ChangeLayer | 指定のオブジェクトのレイヤーを変更する。詳細下記 | オブジェクト名 | 再配置のタイプ | レイヤー名 | フェード秒空欄の場合、0.2 |
レイヤーを扱うその他のコマンド
TweenコマンドとShakeコマンド、PlayAnimationコマンドはレイヤーを対象にすることができます。
ChangeLayer
ChangeLayerは、Arg1で指定したオブジェクトのレイヤーを変更します。
キャララクター表示などですでに表示されているオブジェクトをArg3などでレイヤー名だけ変更する場合は、
いったんすでに表示されているオブジェクトを消して、指定のレイヤーに新しくオブジェクトを作り直しています。
このため、アニメーションなどを継続してレイヤーのみ変えるといったことができません。
なので、その対策としてオブジェクトを残したままレイヤーのみを変更する「ChangeLayer」を作成しました。
再配置のタイプ(Arg2)
Arg2には位置をどう扱うかのタイプを設定できます。
名前 | 説明 |
---|---|
KeepGlobal | グローバル座標を保持 見た目の位置は変わりませんが、ローカル座標が変わります。 |
KeepLocal | ローカル座標を保持 ローカル座標を保持します。 |
ResetLocal | ローカル座標をリセット ローカル座標を初期状態(多くの場合は0,0,0)にリセットします。 |
空欄の場合は、KeepGlobalとなります。
移動アニメーションはサポートされていませんので、TweenコマンドのMoveToでローカルの0地点に移動するなどしてください。
よく使うようであれば、マクロを作っておくと便利かと思います。
サンプル
注意点
キャラクターやBgは同じレイヤーに一つしか置けないため、
変更先のレイヤーにすでにキャラクターやBgが表示されている場合は自動的にそれをフェードアウトします。
その際のフェード時間はArg6で設定することができます。