コマンド一覧


投稿日:2014年6月6日 | 最終更新日:2024年7月24日

宴のコマンド早見表です。詳細は、各コマンド名のリンク先を参照してください。
太字は入力必須の項目です。入力必須ではない項目が空欄の場合、個々にデフォルト値が割り当てられます。

テキスト・キャラクター表示早見表

宴はビジュアルノベルを作りやすくするために、もっとも頻繁につかうテキスト表示とキャラ表示に関しては、コマンド名を省略して「キャラクター名+表示パターン+テキスト」という形で記述するのが基本になっています。

説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6 Text PageCtrl Voice
テキスト表示 表示テキスト ページ制御
セリフ表示 名前 表示テキスト ページ制御 ボイスファイル
キャラとセリフの表示 キャラクターラベル パターン レイヤー名 X座標 Y座標 フェード秒 表示テキスト ページ制御 ボイスファイル

テキストの詳細な使い方や、タグの使い方

テキスト表示の詳細
テキストタグ

高度なキャラクター表示

グラフィックオブジェクト
キャラクターの名前表示
着替え、性別変更などキャラクター表示をゲーム中に変更する

オブジェクト表示コマンドの一覧

Command 説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6
未記入(キャラ表示) キャラクター表示のみをする キャラ名 パターン レイヤー名 X座標 Y座標 フェード秒
CharacterOff 指定キャラクターを非表示にする ・キャラクター名
・レイヤー名
・空欄で全キャラを非表示
フェード秒
Bg 背景を表示する
イベントCG表示モードを解除
テクスチャラベル レイヤー名 X座標 Y座標 フェード秒
BgOff 背景を非表示にする フェード秒
BgEvent イベントCGを表示する。
イベントCG表示モードとなり、
自動的にキャラクター表示はOFFになる。
テクスチャラベル イベントCGモードのオンオフ レイヤー名 X座標 Y座標 フェード秒
BgEventOff イベントCGを非表示にする。
イベントCG表示モードが、
解除されるわけではない。
フェード秒
Sprite スプライトを表示する スプライト名 テクスチャラベル レイヤー名 X座標 Y座標 フェード秒
SpriteOff スプライトを非表示にする。 ・スプライト名
・レイヤー名
・「AllSpriteObjects」
・空欄で全スプライトを非表示
フェード秒
Particle パーティクルを表示する パーティクル名 パーティクルラベル レイヤー名 X座標 Y座標
ParticleOff パーティクルを非表示にする ・パーティクル名
・レイヤー名
・空欄で全パーティクル非表示
・「Clear」即座に消す
・「StopEmitting」発生停止
・空欄でデフォルト設定に従う
LayerOff 指定のレイヤー上のオブジェクトを
すべて非表示にする
レイヤー名 フェード秒
LayerReset 指定のレイヤーを初期状態にする
Tweenコマンドなどで変化したレイヤーを
元の位置に戻したりする
レイヤー名 または「All」
ChangeLayer 指定のオブジェクトのレイヤーを変更する オブジェクト名 ・「KeepGlobal」グローバル座標を保持
・「KeepLocal」ローカル座標を保持
・「ResetLocal」ローカル座標をリセット
レイヤー名 フェード秒

サウンド系コマンドの一覧

Command 説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6 Voice
Se SEを鳴らす SEラベル ループのTRUE/FALSE 音量
0~1で指定
StopSe SEを止める SEラベル フェード秒
Bgm BGMを鳴らす BGMラベル ループのTRUE/FALSE 音量
0~1で指定
前の曲をフェードアウトする秒数 フェードイン秒数
StopBgm BGMを止める フェード秒
Ambience 環境音を鳴らす 環境音ラベル ループのTRUE/FALSE 音量
0~1で指定
前の曲をフェードアウトする秒数 フェードイン秒数
StopAmbience 環境音を止める フェード秒
Voice ボイスを鳴らす キャラクターラベル ループのTRUE/FALSE 音量
0~1で指定
ボイスファイル名
StopVoice ボイスを止める
StopSound サウンドを止める サウンドの種類を
Bgm,Se,Ambience,Voice,Allから指定
カンマ区切りで複数指定可
空欄でBgm,Ambience
フェード秒
ChangeSoundVolume 音量を変更する サウンドの種類を
Bgm,Se,Ambience,Voice,Allから指定
カンマ区切りで複数指定可
音量
0~1を指定
フェード秒

演出系コマンドの一覧

Command 説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6 WaitType
Wait 指定時間待機する 待機秒数
WaitInput 入力があるまで待機する 入力待ち
秒数
WaitCustom カスタム待機処理
プログラムから解除するまで待機
WaitConditional 指定した条件式がTRUEの間
待機を続ける
条件式 最低待機
秒数
WaitFadeObjects オブジェクトのフェードの終了を待つ 対象
複数入力可(カンマ区切り)
ウェイトタイプ
WaitEffectTime 指定時間待機する。
ウェイトタイプが設定できるため、
エフェクトスキップ等と組み合わせ可能
待機秒数 ウェイトタイプ
WaitSound 指定のサウンドが鳴り終わるまで待機 サウンドのタイプ
Bgm、Ambience、Voice、Se
対象のサウンドの名前 ウェイトタイプ
WaitVideo 指定のビデオオブジェクトの再生終了まで待機 ビデオオブジェクトのの名前 ウェイトタイプ
SkipEffect 継続中のエフェクトを全てスキップ終了 スキップ対象のタイプ
FadeIn 画面全体をカラーフェードイン フェードカラー カメラの名前 ルール画像名 境界線フェード値 フェード秒か
アニメ名
ウェイトタイプ
FadeOut 画面全体をカラーフェードアウト フェードカラー カメラの名前 ルール画像名 境界線フェード値 フェード秒か
アニメ名
ウェイトタイプ
Shake 画面やキャラクターを揺らす 揺らす対象の名前 パラメーター ウェイトタイプ
Tween Tweenアニメーション Tween対象の名前 タイプ パラメーター easeType loopType ウェイトタイプ
PlayAnimation キーフレームアニメーションを再生 アニメーション対象の名前 アニメーション名 セーブ有効か
TRUE/FALSE
ウェイトタイプ
SetPivot Pivotを設定 オブジェクト名 PivotのX値
0~1.0fの数値か
Left,Center,Right
PivotのY値
0~1.0fの数値か
Bottom,Center,Top
オフセットX
空欄の場合0
オフセットY
空欄の場合0
ピボットタイプ
ResetPivot Pivotを初期値に戻す オブジェクト名
RuleFadeIn オブジェクトのルール画像フェードイン オブジェクト名 ルール画像名 境界線のフェード値 フェード秒か
アニメ名
ウェイトタイプ
RuleFadeOut オブジェクトのルール画像フェードアウト オブジェクト名 ルール画像名 境界線のフェード値 フェード秒か
アニメ名
ウェイトタイプ
CaptureImage 今の画面をキャプチャして表示する 作成するオブジェクト名 カメラの名前 レイヤー名
ImageEffect イメージエフェクトをかける カメラ名 イメージエフェクト名 アニメーション名 フェード秒 ウェイトタイプ
ImageEffectOff イメージエフェクトを解除する カメラ名 イメージエフェクト名
または「All」
アニメーション名 フェード秒 ウェイトタイプ
ZoomCamera カメラをズームアニメーションする カメラ名 ズーム値 カメラの中心X カメラの中心Y アニメ秒数 ウェイトタイプ
Vibrate モバイルデバイスのバイブレーション
Video 動画の再生 動画ファイル名 カメラ名 ループするか
TRUE/FALSE
スキップ可能か
TRUE/FALSE
Thread 指定した演出スレッドを呼び出す スレッドのシナリオラベル
WaitThread 指定した演出スレッドの終了待ちをする スレッドのシナリオラベル キャンセル可能か
TRUE/FALSE

UI系コマンドの一覧

Command 説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6
GuiActive GUIのアクティブ状態をオン、オフする GUIのオブジェクト名 アクティブのOn、Off
GuiPosition GUIの位置を変える GUIのオブジェクト名 X座標 Y座標
GuiSize GUIのサイズを変える GUIのオブジェクト名 横サイズ 縦サイズ
GuiReset GUIを初期状態にリセットする GUIのオブジェクト名
ShowMessageWindow メッセージウィンドを表示する
HideMessageWindow メッセージウィンドを非表示にする
InitMessageWindow 複数のメッセージウィンドウを使う場合に使用します ウインドウ名その1 その2 その3 その4 その5 その6
ChangeMessageWindow 使用するメッセージウィンドウを切り替えます メッセージウインドウ名
ShowMenuButton メニューボタンを表示にする
HideMenuButton メニューボタンを非表示にする

ロジック、分岐コマンドの一覧

Command 説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6
Param フラグなどのパラメーターの計算 計算式
Jump 指定のシナリオラベルに自動分岐 ジャンプ先のシナリオラベル 条件式
JumpRandom ランダム自動分岐 ジャンプ先のシナリオラベル 条件式 確率の高さ
Selection 選択肢を表示 ジャンプ先のシナリオラベル 条件式 選択された場合実行する計算式 使用するプレハブ名 X座標 Y座標
SelectionClick 表示オブジェクトを選択肢にする ジャンプ先のシナリオラベル 条件式 選択された場合実行する計算式 オブジェクト名
If If文を開始 if判定の論理式
ElseIf ElseIf文を開始 if判定の論理式
Else Else文を開始
EndIf If文終了
JumpSubroutine サブルーチン処理の呼び出し ジャンプ先サブルーチンラベル 条件式 サブルーチン終了後のジャンプ先ラベル
JumpSubroutineRandom JumpRandomのサブルーチン版 ジャンプ先サブルーチンラベル 条件式 サブルーチン終了後のジャンプ先ラベル 確率の高さ
EndSubroutine サブルーチンの終了
ExitSubroutine サブルーチンの解除

終了宣言コマンドの一覧

Command 説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6
EndPage ページ末尾の宣言
EndSceneGallery 回想シーンの終了の区切りを通知する
EndScenario シナリオを終了
PauseScenario シナリオを一時停止

拡張系コマンドの一覧

Command 説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6
SendMessage あらかじめ設定された
AdvEngine外のオブジェクトに
SendMessageをする
簡易的な拡張機能のためのもの
識別のための名前 任意 任意 任意 任意 任意
SendMessageByName シーン内の任意のオブジェクトに
SendMessageをする
手軽に使える拡張機能のためのもの
GameObject名 呼び出すメソッド名 任意 任意 任意 任意
BroadcastMessageByName 指定の名前のGameObjectに
BroadcastMessageする
GameObject名 呼び出すメソッド名 ・「Default」全シーンのGameObjectが検索対象
・「UtageObject」宴のオブジェクトのみが検索対象
・「RenderTexture」宴のテクスチャ書き込みオブジェクトが検索対象
任意 任意 任意

マクロ

Macroシート内にマクロを定義することで、「複数のコマンドを組み合わせた新しいコマンド」を作って使うこともできます。
詳細はマクロを参照してください。

その他

コメントの記述の仕方などは、エクセルシートの記述の詳細を参照してください