ビデオオブジェクト

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投稿日:2017年4月20日 | 最終更新日:2024年5月9日

背景やキャラクターを動画で表示するための形式です。
Videoコマンドと違い、その他の背景やキャラクター、スプライト同時に表示できます。
また、UnityのVideoClipは透過つきの動画を使えるので、演出の幅がかなり広がると思います。
ただし、UnityのVideo機能は不安定です。Videoコマンドのページで、諸注意や不具合についてまとめてあります。

使い方

・通常のテクスチャと同じように、プロジェクト名/Resouces/プロジェクト名/Textureや/Character以下に動画（VideoClip）置く
・CharacterやTextureのシートの「FileName」に、動画のパスを記入
・「FileType」に「Video」と入力

ループ再生をしない

ループ再生をしない場合は、CharacterやTextureのシートに「Loop」列を追加し「FALSE」を設定してください。

サンプルシナリオ

注意点

・動画を止めるとき（キャラクターを非表示にしたとき）に、一瞬処理落ちする点に注意（今後のUnityの改善に期待）
・ダイシング表示とパラパラアニメーションを使っても似たようなことはできます。
ただ、パラパラアニメーションはメモリ負荷が高いので、イベントCG的に動画を使う場合などは、こちらの方がパフォーマンス的には良さそうです。
逆に、立ち絵など、頻繁に切り替わり尺も短くサイズも全画面表示でもないような容量をとらないものであれば、パラパラアニメのほうが良いでしょう。
うまく使い分けてください。
・Unityの透過付きの動画については、出力フォーマットに制限があります。
公式ドキュメントはこちらにあります。ビデオの透明度のサポート - Unity マニュアル
特に、Androidでは「ネイティブの VP8 サポートは透明度をサポートしていません」とあるため注意してください。
VideoClipのAndroidのインポート設定でTrandcodeを有効にする必要があります。