ランダム分岐
投稿日:2015年6月10日 | 最終更新日:2024年5月15日
シナリオをランダムジャンプ(ランダム分岐)させます。
JumpRandomコマンドを複数連続で書くことで、設定した分岐先のどれか一つにランダムで分岐します。
確率の高さを設定できるので、「定番のパターン、レアなパターン」「好感度による反応の変化」などをランダムに表す場合に使えます。
サンプル
リファレンス
Command | 説明 | Arg1 | Arg2 | Arg3 |
---|---|---|---|---|
JumpRandom | ランダムにジャンプ(自動分岐)します。 | ジャンプ先のシナリオラベル | ジャンプさせる条件式 falseなら、ジャンプしない |
確率の高さ 空欄の場合は1 |
JumpRandomの書き方
JumpRandomは、複数連続して書く必要があります。
連続したJumpRandomで設定した、ジャンプ先のうちどれかにランダムで分岐します。
Command | Arg1 | Arg2 | Arg3 |
---|---|---|---|
JumpRandom | *ジャンプ先1 | ||
JumpRandom | *ジャンプ先2 | ||
JumpRandom | *ジャンプ先3 |
この例では、ジャンプ先1,2,3に等確率(1/3)でジャンプします。
ジャンプさせる条件式
Jumpコマンドと同じように、Arg2には条件式を設定できるので、「条件によっては分岐先にジャンプしない」といったこともできます。
Arg2の結果がfalseの場合、ランダム分岐の対象になりません。
全てがfalseの場合は、どこにもジャンプしません。
確率の高さ
Arg3には確率の高さを設定できます。空欄の場合は1です。
百分率(パーセント)ではなく、それぞれの選ばれる重みづけの設定になります。
ルーレットの大きさに近いイメージです。
Command | Arg1 | Arg2 | Arg3 |
---|---|---|---|
JumpRandom | *ジャンプ先1 | 5 | |
JumpRandom | *ジャンプ先2 | 3 | |
JumpRandom | *ジャンプ先3 |
この例では、ジャンプする確率の割合が5:3:1になります。
「ジャンプ先1の確率は5/9」「ジャンプ先2の確率は3/9」「ジャンプ先3の確率は1/9」 となります。
計算式を設定もできるので
Command | Arg1 | Arg2 | Arg3 |
---|---|---|---|
JumpRandom | *ジャンプ先1 | 5 | |
JumpRandom | *ジャンプ先2 | lv/2 | |
JumpRandom | *ジャンプ先3 | point |
などのようにして、レベルや好感度によって分岐する確率を変えることもできます。