Movie


ムービーを再生する
Unityの仕様変更により、Unity2018.2以降では廃止されているため、非推奨です。はやめにVideoコマンドに移行してください。

サンプル

リファレンス

Command 説明 Arg1 Arg2 Arg3 Arg4 Arg5 Arg6
Movie ムービーを再生する ムービーファイル名
対応拡張子は.mp4を推奨
ムービのループのTRUE/FALSE
iOS/AndroidではUnityがループ再生に対応していないため無効。
空欄の場合FALSE
クリックによるムービースキップが可能かのTRUE/FALSE。
空欄の場合TRUE

ムービーファイルの置き方

PC・Unityエディタ上

 Resources/プロジェクト名/Movie/ 以下に置きます。

また、Unityの仕様として、WindowsのUnityエディタでムービーがインポートされるためには QuickTime がインストールされていることが必要です。
ここ からダウンロード
ただし、Windows版のQuickTimeは脆弱性の問題でサポート終了になっているため、その点は注意を。詳細。この辺はUnityの対応待ちです。

また、ムービーのインポートはとても長時間かかります。ファイルサイズや数にもよりますが、数十秒~数十分レベルの時間かかるため、Unityのフリーズかと思わずに気長に待ってみてください。

Android、iPhone

StreamingAssets/プロジェクト名/Movie/ 以下に置きます。フォルダがなかったら作ってください

モバイルで開発していると、ビルドの際にはムービーの置き場所を変えないといけないため面倒かもしれませんが、Unityの仕様のため他にやり方がないようです。

ムービーファイルの置き方(旧仕様)

これは宴2.11以前のムービーの置き方です。
これは、PCでムービーを扱う際にメモリ負荷が非常に高いやりかたのため廃止しました。
PCでムービーを使う場合は、なるべく宴2.12にバージョンアップして、上記のようにムービーの置き場所を変えてください。

1. ムービーファイルを、StreamingAssets(Unity5ではフォルダ名について下記参照)フォルダ以下にインポート
1. Mangers>Canvas-MovieオブジェクトのWrapperMoviePlayerのMovieリストに、MovieTextureを追加していく。

Unity4では、ムービーはStreamingAssetsフォルダ以下に置けばよいだけだったのですが、Unity5では以下の点に注意してください。
- エディタ上ではStreamingAssets以下のムービーは読み込めないので、Streaming Assets の「Streaming」と「Assets」の間にスペースを書くなどして、フォルダ名を変える。
- 逆に、iOS、Android用にビルドするときは「StreamingAssets」以下にないとダメなので、変更したフォルダ名を元に戻す必要がある。
- ビルドがおわって、Unityエディタ側に戻したときは、またフォルダ名を変えて、ムービーをReimportする必要がある。

Unityのムービーに関しての諸注意

Unityの仕様変更により、Unity2018.2以降では廃止されているため、非推奨です。はやめにVideoコマンドに移行してください。
Unityは、ムービーテクスチャという、「ムービーをテクスチャに書き込んで、それをポリゴンに貼り付けて描画する」という仕組みがあり、PC上では基本的にこれを使ってムービーを描画します。この機能を使うと、ゲーム画面の一部にムービーを表示するなど、柔軟な使い方ができます。

ただ、iOSやAndroidなどのスマートフォンではムービーテクスチャの機能はサポートされておらず、ムービーはフルスクリーン(ゲーム画面を隠す形で全画面で表示する形)のみ使えます。

宴では、スマートフォンの制限にあわせて、フルスクリーンのみでムービーを再生することにしています。

参考:Unityの公式ドキュメント
http://docs.unity3d.com/ja/current/Manual/class-MovieTexture.html