セットアップ(プロジェクトの作成)


最初に宴を使う下準備として、Unityプロジェクトのセットアップ&確認をします。

Unityプロジェクトの下準備

宴を使うためのUnityプロジェクトの下準備です。

TextMeshProのセットアップ

TextMeshProはセットアップ作業が必要になります。
まだセットアップしていない場合は、Window > Text Mesh Pro > Import TMP Essential Resources を開いてください。

「Import TMP Essentials」をインポートして初回セットアップを終わらせてください。
すでにセットアップが終わっている場合は、ボタンがグレーアウトしています。

Color Spaceの確認

UnityプロジェクトのColorSpaceを確認してください。
Edit > Project Settingsで ウィンドウを開くと、PlayerカテゴリのOther SettingsのRenderingにColor Spaceの設定項目があります。

ラィティングを多用する3Dモデルを表示する際には、Color SpaceがLinear前提となっていることが多いためLinearのほうが良いケースが多いのですが、
Color SpaceがLinearになっていると、UI表示ではアルファブレンディング(半透明なものの描画)の際に従来のGammmaと違った描画結果となります。
宴のようにUI表示メインとなっているもののほか、2Dゲームやモバイルゲーム、その他UIが多くの描画を占めるゲームなどではColorSpaceを「Gamma」に設定するほうが従来通りに安定すると思います。

本チュートリアルでは、どちらでもよいのですが、違いに気づかないままだと混乱が生じるため、この段階でのチェックを推奨しています。
Color Spaceは各プロジェクトにとって最適なものを後に選ぶようにしてください。
Color Spaceの変更は、プロジェクト内にリソースがたくさんある場合は、変更に長時間がかかるので、注意してください。

プロジェクトの新規作成

次に「宴」用のプロジェクトを作成します。

まず、UnityのトップメニューからTools>Utage>New Projectを開きます。

プロジェクト名と画面サイズを設定します。
プロジェクト名は日本語を使わないように、アルファベットや数字などを使うようにしてください。
(基本的に宴で使うファイル名などは日本語名は非推奨です)

本チュートリアルでは、プロジェクト名を記述するだけでOKです。

その他の項目では、作成するゲームの画面サイズやセキュリティキーなどを設定できます。詳しくはNew Projectをご確認ください。

プロジェクト名の設定が終わったら、Createを押します。

作成したシーンを動かす

新たに作成したシーンが自動的に開かれているので、試しに実行してみましょう。

はじめからを選択

テンプレートのシナリオが開始されます。

以上でプロジェクトの作成は終わりです。