シナリオをジャンプさせる


投稿日:2014年6月18日 | 最終更新日:2023年12月11日

シナリオは通常上から順番に実行されますが、ジャンプを使うことで、実行するシナリオの場所を変えることができます。
使いこなせば、複雑な分岐などが作れるようになります。

シナリオラベル

シナリオラベルは、「シナリオの開始位置」となる名前であり、目印です。
Command列に「*」から始まる名前を記述することで設定できます。

シナリオラベルは同じものを設定することはできません。同じシナリオラベルがある場合はシナリオインポート時にエラーになりますので、個々に違う名前をつけるように注意してください。

シナリオシートを増やす

また、「Start」などの「エクセルファイルのシート名」も自動的にシナリオラベルあつかいになります。
Testという新しいシートを作成し、Startの先頭行のみコピーして、新しいシナリオシートを作ってみましょう。

シナリオラベルとJumpコマンドを使う

ジャンプをするには、Jumpコマンドで飛び先のシナリオラベルを指定すればOKです。
Startシートの一番最後に、Testシートへジャンプするようにコマンドを書いてみましょう。

Jumpコマンドは、Arg2にパラメーターを使った条件式を記述することで、Jumpの有効・無効を設定をできます。
パラメータの使い方はパラメーター(数値・フラグ)を使うを参照してください。

たとえば、JumpコマンドのArg2にflag1と記述しておけば、flag1がtrueにならない限り、そのJump命令は無視され、次行のコマンドを実行します。これを使うことで、シナリオを分岐させることが可能です。
シナリオを次のように編集してみましょう。

シナリオを編集したら、実行を確認してみましょう。